アシュタンガヨガのポーズの順番がある意味 その2
- 前回の続き。
世界共通で決められた順番通りにポーズを練習するメリットは?
単純に言って、一度覚えてしまえば自分一人でもできる。
毎日のように同じことを繰り返していれば、覚えたくなくても覚えることができます。「次のポーズは何だっけ?」「えーっと、呼吸は吸うんだっけ?吐く??」なんて戸惑ってしまうのは、始めたばかりの頃の嬉しい悩み 笑 😁
そのうち考えなくても体が動くようになります。だからアシュタンガは動く瞑想と言われています。
また、多くのヨガのクラスは、先生が見えるところにマットを敷いて、同じポーズをとり、「息を吸って、吐いて」とガイダンスしてくれます。そしてハタヨガなどの場合は、シークエンス(順番)が決められているわけではないので、その先生によっていろいろなポーズの練習ができます。
アシュタンガの場合は、先生は一緒にポーズを行うことはせず、それぞれがその人のペースで自分のやっているところまでを練習するのを見守り、必要に応じてアドバイスをしたりアジャスト(ポーズに深く入ったり、難しいところを手伝う)をします。
そう。アシュタンガって自分のために自分が行うヨガなんです。指導する人は、それを見守り難しいところを手助けしてあげたり、次に進む準備ができたな、というタイミングで次のポーズを教えてくれます。
目の前に、同じポーズをとってくれる先生がいるクラスもいいのですが、それだと、そのお手本の先生を見ることが最優先になってしまいます。チラッと見て、同じこと真似して、また次もチラッと見て、となると、視覚の方にほとんどの意識が向いてしまっていて、自分の今日の調子など感じるのはなかなか難しくなってしまいます。
始めて間もないうちは、見て真似することに集中してしまって、今、一歩前に出している自分の足が右足か左足かわからなくなってしまったりします。
マイソールクラスで同じ順番のシークエンス(順番)を少しずつその人のペースで進めていくことで意識は自分の中、内側に向きやすくなります。
集中力を養うのにとても適した練習方法なんです。
いろいろなヨガのクラスを受けたことがある人は、その違い、独特な空間をすぐ感じられると思います。
マイソールクラスは、それぞれの呼吸の音と時々静かな先生のアドバイスの声や、生徒との会話が聞こえてくる神聖な空間です。😊
続きはまた次に ⭐️
インド•ゴアのパープルバレー
マイソールあおばはでは、伝統的な早朝のマイソールクラスのレッスンに来られない人のために、午前中10時半からクラスを行っています。
アシュタンガに興味がある、プラクティスをしたいけれど朝の時間は難しい、という人にもマイソールクラスの良さを知ってもらい無理なくヨガの練習を続けてもらいたいと思っています。
また赤ちゃんと一緒の産後ヨガも金曜午後にあります♪
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